沖縄県与那原町のお宅で、洗面所の2か所と階段の1か所、あわせて3か所の横長の窓に、YKK APの内窓「ウチリモ」を取り付けた現場の記録です。洗面所の2か所は開かない窓(FIX窓)、階段は引違い窓で、ガラスは遮熱タイプのLow-E複層ガラス(ガス入り)、枠の色はカームブラックです。
与那原町のお宅で現地調査
現地調査に伺ったのは2026年7月です。窓の大きさを測り、ガラスを変えた2パターンのお見積りをメールでお送りしました。
その後、お客様から「内窓を付ける目的は防音ではなく断熱なので、ガラスを3mm+3mmにした見積りもほしい」とご連絡をいただき、ガラスの組み合わせを変えたお見積りを追加でお出ししています。最終的に、透明3mm+空気層12mm+3mmの遮熱タイプのLow-E複層ガラス(ガス入り)で、3か所のご依頼をいただきました。
工事前の窓の様子



洗面所の2か所は、ガラスが枠に固定された開かない窓(FIX窓)です。階段の窓は左右に動かす引違い窓です。どちらも横に長い窓で、洗面所の窓には外から見えにくいガラスが入っています。
受付や現地調査の記録には、窓の傷みや不具合についての書き込みはありません。この現場は、断熱を目的に、今の窓の内側へもう1枚窓を足した例としてご紹介します。
工事の内容
- 製品:YKK AP ウチリモ(FIX窓×2・引違い窓2枚建て×1)
- ガラス:Low-E複層ガラス 透明3mm+A12+3mm ガス入り(遮熱ブルー)
- 枠の色:カームブラック
- 設置箇所:洗面所 2か所、階段 1か所
- 作業人数:1名
今の窓の枠の内側に、ウチリモの枠を取り付け、ガラスをはめています。開かない窓には、同じく開かないFIXの内窓を合わせました。
仕上がり



3か所とも、内窓の枠はカームブラックにそろえています。窓が二重になり、今の窓と内窓のあいだに空気の層ができました。
このお宅のお見積りは税込160,000円で、先進的窓リノベ2026事業の補助金66,000円を受けたあとの実質のご負担は94,000円(税込)でした。補助金の申請手続きも当社で行っています。
※金額・補助金額は施工当時(2026年9月)のものです。補助金は年度や予算によって内容が変わり、受給を保証するものではありません。
断熱が目的の内窓で、ガラスの厚みはどう選ぶ?
内窓のガラスは、目的によって選ぶところが変わります。音をやわらげたいときは、ガラスを厚くしたり、合わせガラスにしたりすることが多くなります。一方、熱の出入りを減らしたいときに効くのは、ガラスの厚みよりも、Low-E膜があるかどうかと、2枚のガラスのあいだの層(空気かガスか、どれくらいの幅か)です。
そのため、この現場のように目的が断熱なら、3mm+3mmのような薄めのガラスで組み合わせる考え方があります。沖縄では冬の寒さより夏の日差しの熱が問題になることが多いので、日差しの熱をはね返す遮熱タイプのLow-E膜を選ぶのが基本です(沖縄の内窓ガラス選び方)。
開かない窓(FIX窓)にも内窓は付けられる
洗面所や階段の開かない窓は、換気には使わない分、日差しは一日じゅう入ってきます。こうした窓には、開かない形の内窓を重ねることができます。内窓と今の窓のあいだの掃除のしやすさは、取り付ける場所や窓の形で変わるので、現地で一緒に確かめます。
補助金のグレードは「ガラスと枠の組み合わせ」で決まる
国の「先進的窓リノベ事業」の補助額は、窓の大きさと、窓全体の断熱性能のランク(窓の性能グレード)で決まります。同じ内窓でも、ガラスの種類やガスの有無でランクが変わるため、補助金を使う場合はお見積りの段階でガラスの組み合わせを確かめます。
ご相談から工事までの流れ
- 2026年7月:現地調査、2パターンのお見積り
- 2026年7月:お客様のご希望で、ガラスを3mm+3mmにしたお見積りを追加
- 2026年8月:3か所の内窓でご依頼
- 2026年9月:工事(1名)
- 工事のあと:補助金の申請手続き
文:マドアーズ!沖縄 編集部
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