カバー工法
よみ:かばーこうほう
今ある窓の枠を残したまま、その上から新しい窓の枠をかぶせて、窓ごと新しくする工事です。

どんなもの?
窓を替える方法には、壁を壊して枠ごと取り替える「はつり工法」と、壁を壊さずに今の枠の上から新しい枠をかぶせる「カバー工法」があります。メーカーも、YKK APは「マドリモ」、LIXILは「リプラス」という名前でカバー工法の窓を出しています。LIXILは、壁を壊さず1日でリフォームが終わると案内しています。
窓だけでなく、玄関ドアにも同じ考え方のカバー工法があります(玄関ドアのカバー工法(戸建))。
沖縄の家では
潮風で傷んだサッシは、窓ごと替える
海に近い沖縄の家では、潮風でアルミのサッシが傷みやすくなります。戸車やレールが傷んで開け閉めが重い、鍵がかかりにくい、といった窓は、内窓を足しても外の窓の傷みはそのまま残ります。こうした窓は、カバー工法で窓ごと新しくするほうが合っています。見分け方は沖縄の塩害とサッシに、選び方は内窓とカバー工法どっちを選ぶべきかにまとめています。
台風の強い風に耐える窓を選び直せる
建築基準法にもとづく国の告示では、建物を設計するときの「基準風速」が市町村ごとに決められています。沖縄県は全域が46m/sで、全国でいちばん大きい区分です。窓がどれだけの風の力に耐えられるかは耐風圧性能という等級で表されます。カバー工法は窓そのものを新しくするので、この性能を確かめて選び直せるのが強みです(沖縄の台風と窓)。
国の補助金の対象
「先進的窓リノベ2026事業」では、内窓の取り付けと並んで、カバー工法などによる外窓の交換も対象になっています(先進的窓リノベ2026(沖縄))。
工事の流れ(写真)
浴室の小さな窓をカバー工法で替えた現場の写真です。古い窓の枠は壁に残したまま、その内側に新しい窓を取り付けています。




見分け方
- 窓のまわりに、新しい枠がひと回り重なって付いている
- 前の窓より、ガラスの見える部分がわずかに小さい
当社でできること・できないこと
| できること | 窓と玄関ドアのカバー工法を行っています(窓のカバー工法・玄関ドアのカバー工法(集合住宅))。 |
|---|---|
| 気をつけること | 新しい枠をかぶせる分、窓の開く部分がわずかに狭くなります。マンションの外の窓は共用部分にあたることが多く、管理組合の了承が必要です。申請の書類は当社で用意します。 |
| できないこと | 外壁の補修や塗装は、当社では行っていません。 |
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出典・参考:
LIXIL「リプラス」 https://www.lixil.co.jp/lineup/window/replus/
平成12年建設省告示第1454号(基準風速)、LIXIL「全国の基準風速」 都道府県別市町村の基準風速一覧表
環境省「先進的窓リノベ2026事業」資料 https://www.env.go.jp/content/000402265.pdf


