内窓(二重窓)
よみ:うちまど
今ある窓はそのままに、部屋の内側にもう1つ窓を取り付けて、窓を二重にするリフォームです。

どんなもの?
外の窓と内窓のあいだに空気の層ができるので、熱や音が部屋に伝わりにくくなります。今ある窓の枠に新しい枠を取り付ける工事なので、壁を壊しません。当社では、1か所あたり30分〜60分ほどで取り付けています。
沖縄の家では
主役は「寒さ」より「夏の日差し」
本州では、内窓は冬の寒さ対策として紹介されることが多いリフォームです。冷房が長く続く沖縄では、夏の日差しの熱をどれだけ部屋に入れないかのほうが大切です。気象庁の平年値では、那覇の全天日射量は7月が20.9MJ/㎡で、1年でいちばん多い月です。そのため沖縄の内窓は、Low-E複層ガラスの遮熱タイプを選ぶことが多くなります。ガラスの選び方は沖縄の内窓ガラス選び方にまとめています。
道路や飛行機の音
窓は、家の中でいちばん音が出入りしやすい場所です。道路や基地の近くのお宅では、音をやわらげたいというご相談が多くあります。北谷町では、寝室の窓に防音の合わせガラスを入れた内窓を取り付けました(北谷町の施工例)。くわしくは沖縄の窓の防音対策と基地・航空機騒音の防音対策をご覧ください。
塩害・台風には効かないこともある
内窓は部屋の内側に付くので、潮風で外のサッシがさびるのを止めることはできません。台風で飛んできた物から外の窓ガラスを守るものでもありません。外の窓そのものが傷んでいる場合は、カバー工法で窓ごと替えるほうが合っていることがあります(内窓とカバー工法どっちを選ぶべきか)。
ジャロジーの窓にも付けられることが多い
沖縄の家に多いジャロジー(ルーバー窓)にも、状態によりますが内窓を付けられることが多くあります。マンションや賃貸のお部屋でも、手続きを踏めば付けられます(マンションの内窓・賃貸の内窓)。
見分け方
- 窓を開けると、すぐ外側にもう1枚、別の窓がある
- 窓の枠が、壁から部屋の内側に一段出ている
当社でできること・できないこと
| できること | ご相談から採寸、取り付けまで、当社のスタッフが行います。国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」の対象になる工事です(先進的窓リノベ2026(沖縄))。 |
|---|---|
| 気をつけること | 窓を2回開け閉めする手間が増えます。窓枠の奥行きが足りないときはふかし枠が要ります(内窓のデメリット7つ)。 |
| できないこと | 外のサッシのさびを止めること、台風の飛来物から外の窓を守ること、壁やドアから入ってくる音を止めることはできません。部屋が「何℃下がる」といった約束もできません。現地を見せていただいたうえで、正直にお伝えします。 |
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出典・参考:
気象庁「那覇(沖縄県)平年値(年・月ごとの値)1991〜2020年」 気象庁 過去の気象データ
環境省「先進的窓リノベ2026事業」資料 https://www.env.go.jp/content/000402265.pdf
当社「内窓に関するQ&A」


