花ブロック
よみ:はなぶろっく
ひとことで言うと
模様の穴があいたコンクリートブロックです。日差しと人の目をさえぎりながら、光と風を通すために生まれた、沖縄ならではの建材です。

どんなもの?
沖縄県の風景づくりの資料では、戦後、米軍の基地の工事でコンクリートブロックを作る機械が入ってきたときに、沖縄の気候に合うように工夫されたブロックとして生まれた、と紹介されています。塀やベランダの手すり、階段や窓の前などに積まれ、模様の穴から光と風が入ります。
沖縄の家では
花ブロックは、夏の強い日差しや外からの視線をやわらかくさえぎりながら、部屋の明るさと風通しを保てるのが持ち味です。コンクリートなので、台風のときの飛来物から窓を守る役目や、防犯の効果も期待されています(沖縄県の資料より)。
一方で、花ブロックは「窓の外側にある目かくし」です。窓そのもののすき間や、ガラスを通って入ってくる熱と音は、花ブロックでは止まりません。穴の向きや角度によっては、低い位置から差してくる夕方の日差しが通り抜けることもあります。西日については沖縄の西日対策でくわしく書いています。
花ブロックの風通しの良さはそのままに、冷房をする季節は窓の側で熱と音を止める。この組み合わせが、沖縄の家では無理のない考え方です。
見分け方
- 四角いブロックに、丸・花・十字などの模様の穴があいている
- 塀、ベランダ、階段、窓の外側などに、何段か積まれている
当社でできること・できないこと
| できること | 花ブロックの内側にある窓に、内窓を取り付けられます。室内側の工事なので、花ブロックには手を加えません。 |
|---|---|
| 気をつけること | 外の窓をカバー工法で替える場合は、花ブロックと窓のあいだに作業できる広さがあるかを、現地で確かめます。 |
| できないこと | 花ブロックそのものを積む・直す・外すといったブロックの工事は、当社では行っていません。 |
関連する記事
出典・参考:
沖縄県 土木建築部 都市計画・モノレール課「花ブロック」 https://www.fukei-okinawa.jp/database/block/


