耐風圧性能
よみ:たいふうあつせいのう
ひとことで言うと
強い風に押されたときに、窓がどれだけの力まで耐えられるかを表す性能です。JIS(日本産業規格)で、S-1からS-7までの等級が決められています。

どんな数字?
JIS A 4706「サッシ」では、窓が耐えられる風の圧力の大きさによって、次の等級に分けています。数字が大きいほど、強い風に耐えられる窓です。
| 等級 | 耐えられる風の圧力 |
|---|---|
| S-1 | 800Pa |
| S-2 | 1,200Pa |
| S-3 | 1,600Pa |
| S-4 | 2,000Pa |
| S-5 | 2,400Pa |
| S-6 | 2,800Pa |
| S-7 | 3,600Pa |
Pa(パスカル)は、面を押す力の大きさの単位です。どの等級が必要かは、その地域の基準風速や建物の高さ、まわりの建物の様子などで変わるため、風速にそのまま置き換えることはできません(YKK AP 技術資料)。
沖縄の家では
建物を設計するときに使う「基準風速」は、国の告示で市町村ごとに30m/sから46m/sの範囲で決められています。沖縄県は全域が46m/sで、全国でいちばん大きい区分です。台風の通り道にある沖縄の窓には、それだけ強い風への備えが求められます。
気をつけたいのは、耐風圧性能は「風に押される力」への強さで、台風で飛んできた物がガラスに当たったときの強さとは別だということです。飛来物への備えは、雨戸やシャッター、割れても破片が飛び散りにくいガラスなどで考えます(沖縄の台風と窓)。
内窓を足しても、外の窓の耐風圧性能は変わりません。外の窓の強さが心配なときは、カバー工法で窓ごと新しくするときに、等級を確かめて選び直します。
見分け方
- メーカーのカタログや製品ページに「耐風圧性 S-4」のように書かれている
- 今の窓の等級は、サッシに貼られたラベルや、建てたときの資料で分かることがある
当社でできること・できないこと
| できること | 窓のカバー工法で窓を替えるときに、お住まいの場所や階数を伺って、耐風圧性能を確かめたうえで製品を選びます。 |
|---|---|
| できないこと | 内窓で外の窓の耐風圧性能を上げることはできません。屋根や外壁など、窓以外の台風対策は当社では行っていません。 |
関連する記事
出典・参考:
YKK AP「耐風圧性(技術基準・関連法規)」 https://www.ykkap.co.jp/business/law/tec/wind-resistance/
平成12年建設省告示第1454号 国土交通省、LIXIL 都道府県別市町村の基準風速一覧表


